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こじキャン日記

ソロキャンプにハマっている48歳のキャンプおじさんのブログ。

OD缶のレザーカバーを作ってみた♪

みなさん、こんにちわ!

キャンプおじさんです。

 

 

今日は、キャンプで使うOD缶(ガス缶)の自作レザーカバーを紹介したいと思います。

 

 

木材を使ったDIYの経験は豊富なのですが、レザークラフトはこれが2回目!

 

前回、500円のハギレを買って試しに作ってみたんですが、

一応、形にはなったものの。。。

大怪我して縫われたみたいに、なかなかのみっともない状態に。笑

 

 

それがこちら

↓ ↓ ↓

 

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どうでしょう。

縫い目も揃ってないし、シワが目立つ。。。

 

あと、くて形がバシッと決まりにくいというのが前回の教訓!

 

 

 

木工DIYも同じですが、一度失敗すると気をつけるポイントがわかるというもの!

 

 

教訓を生かして、後日、

OD缶に合いそうな革を選びました。

色はキャメルブラウン

厚みは2〜3mmのものを選びました。

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メルカリで1200円でした。

さて、材料が届いたので、前回の教訓を生かして作っていきます。

 

 

 

 

まず、上部の円形部分は、

前回は100均で買ったコンパスでラインを描き、カッターで手切りしたんですが、

ラインが綺麗じゃないと縫い合わせたときにシワになることがわかったので、

今回はニューアイテムを準備しました。

 

 

こちらです!

↓ ↓ ↓

 

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サークルカッターというもの。

amazonで2,500円くらいでした。

 

 

NT 円切りカッター C?3000GP

NT 円切りカッター C?3000GP

 

 

 

 

 

これがなかなか優れもので、綺麗な円形で切り出せます。

 

中心を支える針?は調整式で、革の上に置いた後くるくる回すと、針が革にに刺さって固定できます。

 

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調整式なので、直径3cm〜26cmのものを切ることができます。

刃の部分も調整式になってるので、切るものの厚さに合わせて刃の出幅を調整します。

 

革は、切るときに刃に引っ張られて伸びるので、

コンパス式のものより、こういうベタっと対象物を押さえられる方がヨレずにきれいに切れる気がします!

2回転クルクルと回せばきれいに切り取れました!!

 

 

そして、淵から4mmのところに菱目打ちで針穴を開けていきます。

こんな感じです。

 

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キャンプおじさんのOD感は、PRIMUSのPOWER GAS IP-250Tです。

メーカーによって形が若干違うようなので、寸法は参考までに。

 

 

 

PRIMUS(プリムス) GAS CARTRIDGE ハイパワーガス(小) IP-250T [HTRC 2.1]

PRIMUS(プリムス) GAS CARTRIDGE ハイパワーガス(小) IP-250T [HTRC 2.1]

 

 

 

 

 

菱目打ちや、針、蝋引き糸などのセットもAmazonで2,000円くらいのものをものをポチりました!

 

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さて、材料準備ができたので、

ここから縫い合わせていきます。

縫い方はYoutube先生から教わりました!笑

もう今の時代、Youtubeがあれば簡単にできてしまいますね!

ちなみにキャンプおじさんが習った動画はこちら。

↓ ↓ ↓

 

ベースボールステッチ

youtu.be

※「革の縫い方っ!」さんがいろんな縫い方動画を説明してくれていますので、探してみてください。

 

 

 

まず、上部の切れ目を縫い合わせます。

縫い方はクロスステッチにしました。

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今回は、なかなかきれいに縫えました!

前回より革に厚みがあるのと、柔らかい革を使用してるので、

針の通りもよくて、とても縫いやすかったです。

 

次に、側面をOD缶に巻いて左右を縫い合わせていきます。

側面も同じくクロスステッチで縫います。

縫い終わったら、いよいよ難関の上部と側面の接合です。

 

 

ここで、気をつけるポイントを。

 

①上部の針穴と、側面の針穴の数が合わないといけない

②上部の円周の穴のピッチ(間隔)の方を若干狭くする

 

 

前回の失敗で学んだことですが、菱目打ちは5mm間隔で穴が開くようになってます。

何も考えずに普通に穴を開けていったのですが、縫い合わせていった結果、穴の数が合わずに縫い合わせることができませんでした(-。-;

 

 

なので、今回は以下の手順で行いました。

 

①側面上部を普通に菱目打ちで開けておく

②OD缶に革をかぶせた状態でクロスステッチで左右縫い合わせる

 ※この時点では上部円周部分は菱目打ちしてません。

③上部、側面の接合部を合わせる

 ※このとき、それぞれの縦の縫い目を合わせてください

④側面の針穴に合わせて、上部円周にペンなどで針穴の印をつけていく

⑤缶から革を外して、ペン印に2本菱目打ちで1個ずつ打っていく

 

 

こうすることで、穴数が合うのでピッタリと縫い合わせできます。

 

考えてみれば当然ですが、上に向かって細くなる形をしているので、上部と側面の菱目のピッチは違って当然ですね。

 

こういうイメージです。

↓ ↓ ↓

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赤い印:上部円周の針穴

青い印:側面上部の針穴

 

ピッチが違うのがわかりますね。

 

青は先に開けておいて、左右の縫い合わせが終わってから、ペンで赤い部分に印をつけると完璧です!

 

 

 

それでは、縫い合わせていきましょう!

 

 

ここの接合は先ほどの動画で紹介されていたベースボールステッチで縫います!

細かい縫い方については「革の縫い方っ!」さんの動画を参考にしてください。

 

 

3分の2くらい縫ったところがこちら。

 

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革は、布裁縫と違って、1本の糸の両端に針をつけて2本針で縫っていくんです。

面白いですね(^ ^)

 

 

そして完成したのがこちら!

 

 

 

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いかがでしょう!

前回のとは比べ物にならないくらいきれいに仕上がりました。

 

 

 

最後の仕上げに、革の切った断面と、裏側(スエード生地)にトコノールという仕上剤を塗っていきます。

色つきのもありますが、無色だといろんな色に使えるので、キャンプおじさんは無色を買いました。

※クリーム自体は白い色をしてます

 

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指先に適量をとって擦り込むように塗ります。

革の表面につけるとシワの原因になるそうなので、断面を塗るときは慎重に!!

 

 

 

 

 

 

 

トコノールを塗ると、全体がフニャっとした感じになるので、その状態で再度OD缶にかぶせて形を整えます

 

その状態のまま、1日放置しました。

翌日、若干OD缶に貼りついた感じになりますが、缶と革をネジネジずらしてあげると

スポッとぬけます。

 

 

 

自作したものは、キャンプで使う楽しみが倍増します。

キャンプおじさんは、snow peakのノクターンに使用する予定です!

 

 

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こんな感じのガスランタン。いかがでしょうか!

皆さんも是非トライしてみてください!

 

 

スノーピーク(snow peak) ガスランタン リトルランプ ノクターン

スノーピーク(snow peak) ガスランタン リトルランプ ノクターン

 

 

 

 

【今回かかった材料費】

革ハギレ 1,200円  のみ

 

【事前に買っておいた道具代】

レザークラフトセット 約 2,000円

サークルカッター   約 2,700円

トコノール      約    600円 

合計         約 6,500円

 

 

 

つづく